現在、地域包括ケアシステムのなかで、かかりつけ医として地域医療を支える医療従事者の存在が改めてクローズアップされています。
しかしながら、新規開業が都市部に集中する一方、地方、特に過疎地域等においては、地域住民から必要とされているにもかかわらず、承継やスタッフ確保などの問題で閉院の危機に直面する医療機関があります。
このような状況において、過疎地域等における医療や健康増進の充実が図られることは困難であり、それにより住環境のよい地域へ人が移動し、さらなる過疎化・高齢化が進展していく一因にもなっていると考えられます。
しかしながら、過疎地域等における地方公共団体をはじめ、当該地域にある町内会等の単位においてもこの問題の解決は大きな課題となっているにもかかわらず、その解決方法を検討し、実行していくアイデアもノウハウもないのが実情ではないかと考えられます。
そのような地域において、公共団体等とも協働しながら持続可能な健康医療ネットワークを構築し、過疎地域等の住民の健康を継続的に支援することで過疎化進行を止める一助となり、地域の活性化、安定化に寄与し、過疎地域等における社会貢献を行うため、ここに「ＭＹ’Ｓ地域健康支援センター」の設立を決意いたしました。

• 令和元年　　　　　任意団体「メディカルブレインズ」で医療サポートの共同事業を開始
• 令和２年６月　　　上記団体の一部メンバーにより、特定非営利活動法人の設立の検討開始
• 令和２年８月　　　創立メンバーで定款などの案を検討
• 令和２年９月　　　創立メンバーの関係者等に対し、理事、会員の希望者を募る
• 令和２年１２月　　設立総会を開催